takayanの「オタク」部分に関する記事を掲載します。過去にアキバ系SNS「Filn」に掲載した「オタク系」記事の一部も転載しています。
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きょうはもとアイドル気狂いの「歌謡歌手診断士」として話したいと思います。
「乙ボク」キャラソンもPart3まで発売されて、今頃イベントの応募はがきを書かれている方、あるいはもう出された方がたくさんいることと思いますが(苦笑)、総じて楽曲としての出来は悪くなく、さすがに「レコード会社=CDを売るのがメイン」だなあ、という感じを持っています。まあ、アニメの世界をよくご存じの方にとっては、「まあ、こんなもんよ」ということになるのかも知れませんが。
その中でも、厳島貴子(たかはし智秋さん)のキャラソン「誰も知らない」の出来は秀逸のひとことでした。思わずアイドル時代の南野陽子さんを思いだしてしまったことはどうでもいいとして、導入部(Aメロ)-展開部(Bメロ)-サビときちんと作り込まれたメロディ(サビの最後の部分には黄金のコード進行が!)、ノリをきちんと引き出したアレンジ、厳島貴子の「恋に恋する乙女」部分を前面に押し出しつつ上手にまとめた歌詞の構成、しっかりと歌い上げた歌唱(確かにこの人、演歌を歌わせてもうまそうだわ)、と文句のつけようがありません。とらのあな秋葉原本店さんが、売り場でこの曲だけリピートしていた(@9/22夜)のも、楽曲の出来からすれば当然、と言っても言い過ぎではないでしょう。
本当にこんな曲を「キャラソン」という枠の中だけで埋もれさせるなんて、もったいなさすぎる!