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otak.ayan Part3

takayanの「オタク」部分に関する記事を掲載します。過去にアキバ系SNS「Filn」に掲載した「オタク系」記事の一部も転載しています。

「Find my Tokyo.」池袋編の衝撃――「コスプレ」は新たな「エンタテインメント」になるのか? そうなるための「課題」とは?

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「Find my Tokyo.」池袋編の衝撃――「コスプレ」は新たな「エンタテインメント」になるのか? そうなるための「課題」とは?

やあ (´・ω・`)
ようこそ、otak.ayanのブログへ。
この動画はサービスだから、まずは見て落ち着いて欲しい。


うん、首都圏以外では流れていない「CM」なんだ。済まない。
地方民を馬鹿にすると罰が当たるって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、この動画を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この記事を作ったんだ。

じゃあ、「堀北真希さんがその服を着て写っている写真とか動画をくれ」以外の注文を聞こうか。


 ほかに手はなかったのか、と言われること確実なつかみ(煽り)ごめんなさい。ここからまじめな話に戻ります。

  東京メトロに乗ってもらおう、というPR活動の一端として作られた東京の街案内PRサイト「Find my Tokyo.」の池袋編。10月に公開されたのでずいぶんと後追いの記事になってしまいますが、「2.5次元」の世界にとってとても重要なメッセージが籠められていると思うので、そのあたりを軽くお話ししたいと思います。

 10月末、ハロウィンの仮装をした人たちが、楽しむだけ楽しんだあと街をたいそう汚して去って行った、という件が話題になりましたが、このニュースとさきほどの動画とを合わせてみると、こういうことが言えると思うのです。

 「『コスプレ』の《一般的な定義》が、かつての『女性に特定の衣装を纏わせてえっちする特殊プレイ行為』から、『気軽に《いつもの自分でない自分》に変身するための更衣』にクラスチェンジしはじめている」

 盆暮れのコミックマーケットのレポートなどに見る「コスプレ」は、いわゆる「好きな漫画・アニメ・ゲームetc.のキャラクターの衣装を纏って、写真を撮られることや同じ作品を好きな仲間と交流することなどを楽しむ行為」として定義されるものだと思います。しかし、これがいまやニュース報道上《季節の風物詩》という取り上げ方になってしまっていることによって、「ハロウィンだって同じ《季節の風物詩》じゃん」という感覚が、一般の人たちに確実に普及しはじめている。その結果が、10月末のあの騒ぎになっていると思うのです。そして、「街をたいそう汚していった」勝手さは、昨今の「歩きスマホ」と何ら変わりない、「恥も外聞も忘れ、自己最適を求める」人たちの群像がそこにある、と表現しておけば足りるわけです。

 もちろん、『コスプレ』の《一般的な定義》が『えっち』側にあった頃から、いわゆる「コスプレ」する人たちは(すべてが、とは言いませんが)「自分たちに対する視線」を意識した行動を取ってきていた、と思うのです。しかし、昨今、いわゆる「聖地」やコスプレイベント時以外の公園などでやや見境ないと言われても仕方ない行動を取る人が目立ち始めて、「コスプレ」を楽しむ大多数の人たちにとって頭の痛い状況が散見されるようになっていることは、憂慮すべき事態です。

 私の立場は、『コスプレ』の《一般的な定義》が、『気軽に《いつもの自分でない自分》に変身するための更衣』となっていくことが当たり前のことになっていって欲しい、と歓迎する立場です。衣服だって、人それぞれ。自分を表現する方法として、あるいは自己実現の方法として、生物学的な性別にこだわることなく、どんな衣装を身に纏うことも許容される社会でいいじゃないですか。でも、そこには「公共の目から見た最低限のマナー」はあるべきです。公序良俗上露出してはいけない部分を露出させてしまう、とか、ゴミを街中のゴミ箱以外の場所に捨てていってもいい、あるいは決められたルールから逸脱したり、そこにある自然や構造物を破壊したりしてでも撮りたい構図の写真を撮りたい(これはいわゆる「撮り鉄」にも共通する課題ですね)、などということはやはり許されないわけです。それだけは、すべての「好きな漫画・アニメ・ゲームetc.のキャラクターの衣装を纏って、写真を撮られることや同じ作品を好きな仲間と交流することなどを楽しむ」人たちにも、『気軽に《いつもの自分でない自分》に変身するための更衣』をする人たちにも、守っていってもらいたい。特に「コスプレ」を楽しむ人たちには、『気軽に《いつもの自分でない自分》に変身するための更衣』したい人たちの手本となれるよう、また自分たちにとってよりよい環境を実現していけるように、いまこそ特段に気を遣って行動して欲しいのです。そうすることによって、『気軽に《いつもの自分でない自分》に変身するための更衣』が当たり前のことになって、街も、いわゆる「聖地」やコスプレイベント会場も、もっと多くの人にとって楽しい「場所」になればいい。私はそう思いますし、むしろ絶好の機会がやってきている、とも思うのです。

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「たかやん 」:「何か」にとち狂うと止まらない人。

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