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兄メカ「乙ボク」感想――#5「真夜中の教会(チャペル)」

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兄メカ「乙ボク」感想――#5「真夜中の教会(チャペル)」

 全国一千二百万(?)の「おとボク」&萌えアニメファンの方、ごきげんよう、お待たせいたしました。兄メカ「乙ボク」感想第五弾です。


【話の内容】

今回は予想通り、全編にわたって一子ちゃんにスポットが当たった内容でした。スタッフの方々、一子ちゃんストーリーの再構成に大変苦労されたのではないでしょうか?
 原作通りなのは最初の1/4ぐらい+一子ちゃんと幸穂さん(=瑞穂ちゃんのお母様)とのエピソード、そして教会のイベントがあること(アニメからの方、原作でどうなっていたかはご想像にお任せします……)だけで、あとはオリジナル展開。でも、最後の「いきなり戻っている」ところにものすご~く無理がある(……というか、さすがにここまではごまかし切れなかったか……テヘ)こと以外は、実にうまく再構成されていたのではないか、と思います。原作の夏休みのエピソードはおろか、第三話にあるエピソードもちょっぴり含めて、かなり自然な流れに再構成されていたのには、正直驚きました。
 しかし、それだけに「原作通り」にこだわってご覧になられた方にはものすごく不自然に見えた……のかも知れませんけれど。貴子さんなど本来出る幕がない話だったわけですし……。

【全体から感じる雰囲気は?】

作画枚数が少ない、と言ってしまえばそれまでなのですが、破綻もなく、前回以上にまたーりした雰囲気が感じられて、ようやく原作の域に少し近づいてきた、と言えるのではないでしょうか。そして、教会のあの場面が、ちょっとした「泣き」の場面に仕上げられていたことにも驚きました。これは大いに褒められるものですね。前回はかなり否定的だった私にとっても、今回は大変納得のいく出来でした。

【原作にないシーンなのに……!】

無理を感じさせなかったのは、由佳里ちゃんが一子ちゃんと意気投合してハンバーグづくりに精を出すシーン。強いて近いものがあるとすると、由佳里ちゃんが瑞穂に家政科の実習課題その他の料理(決してハンバーグではない!)を教えながら一緒に作るシーンがあるのですが、それの代替として、彼女の「ハンバーグ好き」属性をうまく“利用”していますね。まあ、作った量だけはちょっと唖然……でしたけれど。
 それから、瑞穂が貴子さんに昔のエルダーについての資料がないか聞く場面、これも話の流れにうまく組み込まれていたと思います。貴子さんの反応には好意的・否定的と両側への反応が予想されますが、私自身としては悪くはなかったのではないか、という印象ですね。貴子さんのキャラクターについての伝え方は、むしろなかなかいい線を突いていると思います。
 そしてもう一つ、そのすぐあとの、“デコチュー”と“遺言”の謎が明かされるシーンの流れ。これは本当によくできていました。感心!

【その他の特記事項】

今回はサービスシーンらしいサービスシーンがなく、しかもまたーりした話し、瑞穂の一子への「男バレ」は別として「女装」設定を完全に忘れさせる内容……ということで、いわゆる「エロゲ的な展開」「女装ものとしての展開」を期待されていた方々は、がっかりされたことでしょう。でも、むしろこれこそが、「おとボク」なる作品が持つ本来の姿。ある程度の脱落者が出るのは仕方ない内容ではありますが、まあそのあたりは感想サイトをいろいろまわって確認するとしましょうか。

【今後の見通し】

第六話の予告を見て、どんな風に感じられたでしょうか? すたちゃまにあ小冊子やメガミマガジンの記事内容を読んで第六話の“メインイベント”を知っているものとしては、むしろ「あれ?」という感じの予告内容なのですけれど。あっ、“メインイベント”の内容は……“大”サービスシーン(なのか?)があるよ、とだけお話ししておきます。ちなみに、第七回の予告もきっとデジャブな展開になると思うのですよ~(苦笑)。

【ひとことつけたし】

今回もBパートのアイキャッチ、三度見ました(すでに二度リプレイしている私……)が三度とも思わず笑ってしまいました。Aパートのアイキャッチときちんとつながりがある構成もお見事。次回以降も楽しみですわ。

 

 それではまた、ごきげんよう。

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