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otak.ayan Part3

takayanの「オタク」部分に関する記事を掲載します。過去にアキバ系SNS「Filn」に掲載した「オタク系」記事の一部も転載しています。

兄メカ「乙ボク」感想――#11「戸惑いの練習曲(エチュード)」

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兄メカ「乙ボク」感想――#11「戸惑いの練習曲(エチュード)」

 あんな“似合わない”場面で挿入歌を流すか? あの曲の良さが台無しじゃないか、☆子の、バーカーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!111111

 

 ……はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。大変失礼いたしました。全国一千二百万(?)の「おとボク」&萌えアニメファンの方、ごきげんよう、お待たせいたしました。兄メカ「乙ボク」感想第十一弾です。


【話の内容は?】

 恋バナオリジナル展開を基調に、原作第五話、第六話、貴子・奏ルート第七話、まりやルート第八話からエピソードをいくつか拝借してきておいしくつないだ(……と思っているでしょうねえ、長谷川勝己氏は……)感じでしょうか。原作を知らない人には十分楽しめているのでしょう……きっと。しかしながら、原作を心から愛する者としては、どうもいま一つ合点がいかないのですが……その理由はのちほど。

【全体から感じる雰囲気は?】

 明示されていたのは、まりやも貴子も瑞穂にゾッコン(死語?)なのに、瑞穂の側はいまだ恋愛感情を表に出していない、ということ。特に、まりやにとっては夢のような日曜デート(原作ではまりやルート第八話にあります)を実現させておきながら、しかしまりやに対しての瑞穂は、幼馴染みの腐れ縁であることから恋愛対象として相手を見ることができない、という致命的なディスアドバンテージが改めて確認されました(原作のまりやルートにも、実はそんな感じが漂います)。
 まりやに関してはもう一つ、「風邪をひいたまりやへのからだ拭き」イベントは原作のまりや寄りルート第五話にある(……というか、本来アニメ第九話あたりにあったはずのものがこちらに移動させられてきたような……)のですが、あれは恋愛対象としての……を確認するイベントではなく、ひとりやきもちを妬いていたまりやと瑞穂との仲直りイベントであったわけで、そういう意味では(偶然かも知れませんが)整合性もきちんと取れていました。……とここまではよかったのです。
 で、逆によくないのが瑞穂に対する貴子の描写。生徒会長という立場上、仕事が手につかない……などという描写は原作には一切ありませんし、少なくとも紫苑さまも君枝さんもその場にいて「デレを隠しきるべき」場面でまでデレきってしまうのはどうにも納得いきません。前回の感想で心配していた「キャラを壊される」ことが現実に起きてしまっています。しかも貴子に関してはこれで(第六話に続いて)二度目ですよね、いいかげんにしていただきたい。
 さらに紫苑さまにおいては、見せ場の一つである「廊下でダンス」の場面(@原作第五話)まで奏ちゃん@寮内に取られ、もう散々。出演場面は多くとも、空気化は極限まで進んでいて、あまりの悲しさに涙が……うぅっ……。

 

 ……とまあ、こうして見ていくと、Aice5のプロモーションアニメとしての性格付けがどうしようもないほど明確に感じられてしまうのですよね。原作の雰囲気を生かすことよりあくまでそちらが優先、というこのあからさまな状況には、もはや「大人の事情」なんてレベルじゃねえぞーーー! と叫びたくなってしまいます。

【どっちのルート? そして最終話の展開は?】

 予告の内容をすごくいやーな気分で聞いたのは私だけではないはずです。恋バナオリジナル・まりやルートは今回のデートのまりや最後のセリフから「なし」が事実上確定。つづいて、恋バナ・オリジナル貴子ルートにも暗雲が漂い始めました。最後の場面は貴子・奏ルート第七話に実際にある場面(原作では“合気道”を使ったことになっているはずですが……)。ここで男バレしてしまったことをどう使うのでしょうか。原作ではこのあと……というのはさておき、原作にある「男嫌い」の設定が激しく悪い方に使われそうな予感が……。予告にもひとり登場していなかったようでしたし、かなり気になります。しかも瑞穂の「実は……」なセリフまで登場して……いったいあなたは何を考えているのですか、長谷川さん?

【その他の特記事項】

 作画に見せ場のない回はここまで来てはじめてだったような。もう恋バナオリジナルルートのストーリーで引っ張ることで問題なし、という割り切りなのでしょうか? そんな自信がいったいどこから出てくるのか、不思議で仕方ないのですが。サービスシーンだけあればいい、というようなものでもあるまいし。
 そして、挿入歌の登場。私の感想は冒頭に書いた通り。いくらなんでもあれはありえない!(激怒)

【ひとことつけたし】

 アイキャッチでまで天丼するかーーーー! もう呆れかえって何も言えません。

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