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takayanの「オタク」部分に関する記事を掲載します。過去にアキバ系SNS「Filn」に掲載した「オタク系」記事の一部も転載しています。

兄メカ「乙ボク」感想――#1「口紅(ルージュ)をひいた王子様」

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兄メカ「乙ボク」感想――#1「口紅(ルージュ)をひいた王子様」

 全国一千二百万(?)の「おとボク」&萌えアニメファンの方、ごきげんよう、お待たせいたしました。それではお約束の兄メカ「乙ボク」感想第一弾です。


【話の内容】

 まあ、ぶっちゃけ、ほぼ「電撃大王2006年11月号のコミカライズ#1」の通りの内容で話が進みました。よって、原作とは、
(1) 入寮&由佳里ちゃん・奏ちゃん・紫苑さまとの出会いが原作より一日遅れている。
(2) トイレを3-4時間めの間に済ませるのではなく、下校時間までガマンしている。
という二点が大きく異なることになります(細かいことを言ったら、ほかにもいろいろありますが……)。ただ、今回の話の内容から行くと、原作準拠度はそれなりに高いようですので、その点はほぼ安心して見られるとは思います。

【全体から感じる雰囲気は?】

  事前のCM映像は、すべて第一話に出てきました。えっちシーンが書けないかわりに、「ここはえっちっぽくできる!」と思われるシーンのえっちぃ度を高め て、萌えを誘発している感じになりますでしょうか。まあ、若年層をターゲットにするならば、こうなるのも仕方がない、と事前に覚悟していた通りですね。ま あ、その分、いわゆる「萌えアニメ」としては無難な仕上がりになっている、ということができます。
 一方、原作にある上品さ、優雅さは、とりあえず第一話ではほとんど感じられていません。映像からも、音楽からも。原作のあの世界観、あの雰囲気を再現して欲しい! と思っていた方々は、こちらの世界にははいられないことを強くおすすめします。
 ちなみに、「あれが学院の校舎?」と多数の方が思われていたであろう建物は、“宮小路邸”でしたね(苦笑)。

【声優さんの演技は?】

  今回はまりやにフォーカスが当たっている回なのですが、まりや役の浅野真澄さんについては、事前の予想通りほとんど違和感がありません。この作品でより えっちぃくなった部分も含めて、うまく表現されていたと思います。このままうまくいけば、彼女の「当たり役」として記憶されることになるかも知れません。
  むしろどうしようもなく違和感を憶えるのが瑞穂役の堀江由衣さん。“彼女”の演技の「やりにくさ」は、基本的には兄メカ作品から原作にある「上品さ・優雅 さ」をほぼ除去してしまったことに起因していると思われるので、ある意味「かわいそう」ではあります。実は、この作品の原作においては、瑞穂の“男性性” を声(=低音など)で強調表現する必要性は“ほとんどない”のですが、兄メカされた先では、作品の設定と構図を“わかりやすく”表現するために、あえてそ れを強調する描き方になっているので、完全に更から役作りをしていかなければならない。そういう意味で、彼女にとってはほんとうに“演技力”を試される作 品といえるのですが、いまのところ周囲の期待に応えた、とは言い難い状況になっています。第二話以降でどう「巻き返し」に出るのでしょうか。
 奏役の神田朱未さん、由佳里役の松本彩乃さんは、無難な出足です。……ほかの方々については、今回はほとんど出番がありませんでした(紫苑さまに至ってはセリフなし!)ので、採点するまでにはいかなかったかと。

【今後の見通し】

  まずは第二話で紫苑さまがどのような“立ち居振る舞い”を見せるかが注目されます。映像もそうですが、声の方にも。少なくともキャラソン段階では、松来未 祐さんは原作の紫苑さまのイメージとはほど遠い、という判定が下っているだけに、それをどの程度払拭してくるのか、非常に気になります。
 第三話 ではそれに加えて貴子さんにスポットが当たることになります。映像はつかみとしては充分合格点。公式のアフレコ報告でのインタビュー内容から見て、たかは し智秋さんの演技についてはあまり心配していませんが、この話を締まりのあるものにするためには大変重要な役どころなので、こちらにも注目したいと思います。

【ひとことつけたし】

 「おボクさま」(特殊SDキャラ)に頼りすぎることが心配されましたが、本編内では抑えた使い方でホッ。でもEDと次回予告が……(苦笑)。次回予告に次回分の映像が出てこないのはままあることのようなのですが、あれはあれで……ゲフンゲフン。

 それではまた来週……ごきげんよう。

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