takayanの「オタク」部分に関する記事を掲載します。過去にアキバ系SNS「Filn」に掲載した「オタク系」記事の一部も転載しています。
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まあ、もともとここはどうにもダメダメな状況になっている「Filn」から日記記事を避難させる場所として作ったわけですが、実は記事転載の方はあまり進んでいません(汗)
しかし、今日は「乙女重。」後編で名和監督の素敵なお話を聴き、そろそろいいかげんに転載しないと……ということで、記事転載してみました。「続き」に各話感想へのリンクをつけておきますので、どうぞご覧ください。
ただし、原作の魅力をきちんと伝えることができているか、という視点で視聴し、すぐに感想に落としていますので、内容はとても辛辣です。全体として褒めたのは第五話と第十二話ぐらい。あとはほとんどダメ出しモードです。それにもかかわらず、アニメから「おとボク」の世界にはいりこんだ女性が多数、というのが非常に興味深いところです。現在「おとボク」同人をされている女性サークルさんは、ほとんどがアニメからの方々。原作が原作だけに、「サービスシーン」もそれなりに多かったですし、どう見ても「男性向け」の仕上がりなのですが、他のアニメ作品と比べたときに、やはりその特異性が際立っていた、ということなのかも知れません。
「おとボク エピローグCD Vol.1 『卒業旅行に行きましょう』」は、『キャラメルBOX やるきばこ』収録のSpecial StoryをドラマCD化するもの。サイトにアップロードされている試聴分を聴く限りでは、かなり原作に忠実なようですが、実は選択肢のある「マルチルート」構成のどこをどうたどっていくのか、また原作と比べて声優さんがどんな特徴を出してくるのか、そのあたりがとても楽しみです。いよいよ今週木曜日(8/26)の発売。Webラジオ「乙女重。」は、パーソナリティが十条紫苑役の松来未祐さんと周防院奏役の神田朱未さん、ゲストが菅原君枝役の木村まどかさんと後編のみ兄メカ作品の名和宗則監督。前編が9/3、後編が9/17までの限定配信なので、お聴き逃しなく。
「乙女重」後編、名和監督の素敵なお話が聴ける「感動の40分」。アニメの制作現場で働きたい方にもオススメ。それにしても神田・松来両名での追及……(苦笑) エピローグCDもぜひ。 http://bit.ly/c8Gn8y @FattyNawa #otbk
— takayan | タテ線の人 (@takayan1964) 2010, 8月 22
コミックマーケット77で先行販売される『「処女はお姉さまに恋してる」Audio Drama CD「櫻の園のエトワール」』ですが、25日から先行してCD未収録エピソード「いと小さき、君のために」が公開されています。さっそくダウンロードして聴いてみましたので、この先行公開分に限定した感想を述べてみます。
初回版をあっさり売り切り、「ラブプラス」で僕/俺も「リア充」になった! との声があちこちから聞かれるきょうこの頃。いったい「ラブプラス」なるソフトの何が間違って(いい意味で、ですよ)いたのか、きょうは「萌え構造」的視点から見てみることにしましょう。とにかくかなり長文なので、覚悟して読んでください。
※このエントリーは、以前「『処女はお姉さまに恋してる』まとめサイト」に掲出したエイプリルフールネタを、「児童ポルノ法改悪反対」の願いをこめて再掲するものです。記事は2008年から2009年にかけて議論され、結局廃案になった「以前の改正案」に準拠しているため、記事中に「準児童ポルノ」たる言葉が登場します。しかしながら第183回通常国会に自民党・公明党・維新の会の有志による議員立法として提出されている同法案も内容はほとんど以前の改正案と変わっておらず、それが「附則第二条」を「そのまま」含めて成立した後の最悪ケースとして、このような「措置」もあり得る、という観点でお読みいただければ幸いです。
※この記事で利用しているCG画像は、キャラメルBOXさまご提供の「『処女はお姉さまに恋してる』ファンサイトキットにあるものを使用しています。これらCG画像の著作権はキャラメルBOX/ホビボックスにあります。
PCソフトレーベル「キャラメルBOX いちごみるく味」は、発売から三年以上経過しても根強い需要があるヒット作『処女はお姉さまに恋してる』のDVDフルボイスバージョン(*1)について、次に出荷されるロットからはヒロインの一人である周防院奏とのえっちシーンを全面的に差し替える予定である、と発表した。
これは、現在策定作業中である「児童ポルノ禁止法」の改正案において、「アニメや漫画、ゲームなどで児童を性的に描いたもの」が「準児童ポルノ」として定義され、違法化される可能性があることを受けたもので、このゲームをプレイした人の一部に「奏ちゃんはどうみても中○生」「いや小○生にしか見えない」という声があることから、「このままでは同ソフトの今後の「違法化」は免れない」と見て、いわゆる「自主規制」に乗り出したものといえる。
この発表に関する問い合わせに応じた広報のH氏は、「瑞穂と奏との“背徳的な関係”に瑞穂が心を痛めるのが奏ルートのひとつのポイントになっています。多くのえっちシーンがあることでそのことをきちんと描写していましたが、今回の変更は時代の趨勢を見た上でのものであり、やむを得ないことと認識しています」と語っている。さらに、これからの動向を見た上で、として「準児童ポルノが、いま考えられている最大限の範囲(編集子註:「子どもと見分けがつかないような、例えばセーラー服を着ているとか」のため、「18歳以上の人が児童を演じ」ているように見えるものも含めて)で定義された場合、この作品そのものの存在が危ぶまれる状況になっていますが、それだけはなんとか阻止したいと思います」と涙ながらに話し、今回の「自主規制」が苦渋の選択であったことをうかがわせた。
差し替え先のシーンは、PS2版(*2)での差し替え内容がほぼ採用される見通しであり、同時にPS2版でしか見られない一部CGの追加も合わせて行われる、とのこと。次期ロットの出荷予定は「現行ロットがロットアップしてからになり、提供時期は未定」としているが、「このソフトが気に入り、今後も保有予定である方は、必ず次期ロット以降のものを購入して欲しい。いままでのバージョンを保有している人には、破格の安価にてCDやDVDメディアの下取り交換も予定している」とのこと。「おとボク」ファン各位は、今後のレーベルからの発表に要注意だ。
なお、関連各位からのコメント(いずれも談話)は以下の通り。
- シナリオ:A氏
- アニメ化作品の声優発表時以来の悔しさを覚える。苦労して書いた個別シナリオのひとつが全面的に差し替えられてしまうのは遺憾だが、時の流れには逆らえない。
- 原画:N氏
- できるだけかわいく描いた奏のシュミーズ姿が封印されてしまうことは本当に残念ですが、PS2版用に描いたCGが代わりに提供されるので、そちらを楽しんでください。
- 瑞穂役の声優:H氏
- せっかくベッドヤク○な瑞穂をたっぷり楽しめるルートがこんなになってしまうとは思いませんでした。ただ、代わりのシナリオも楽しめるのでプレイしてくださいね。
- 奏役の声優:K氏
- ちっちゃい子系だから、というだけの理由で規制されてしまうのは本当に悲しいです。……コメントはここまでにさせてください。
脚註
(*1) ※現在発売中のバージョンは「Win7対応版」です。DVDトールケースにはいって販売されています。
(*2) いまとなっては「PSP版」(「乙女はお姉さまに恋してる portable」)でないと怒られそうですね……(汗) 新規CGもはいっていますし。